FINANCIAL ANALYSIS

「財務分析」
企業が生み出す利益の将来予測を行う

まず、ブランドが冠された事業の現在および将来の収益を予想する。そして、その売上から営業費用、 税金、そして投下資本に応じた資本コストを差し引き、将来の経済的利益を算出する。本分析は、公開されている企業情報を基にしており、将来予測は、アナリストによる予測値をベースとしている。

※本評価におけるアナリストの予測値は、株式会社アイフィスジャパンが発表しているIFISコンセンサスと呼ばれる主要アナリストの予想平均値を用いている。 http://www.ifis.co.jp/index.htm なお、IFISコンセンサスは、2013年11月21日現在のものを採用している。

ROLE OF BRAND ANALYSIS

「ブランドの役割分析」
利益のうち、ブランドの貢献分を抽出する

次に、財務分析で算出された将来の経済的利益のうち、ブランドによってもたらされた利益を抽出する。ブランドがどの程度顧客の購買意思決定に影響を与えているか、その役割を分析する。本評価においては、ブランドが消費者の購買動向に果たす役割について、インターブランドが過去20年にわたり実施してきたブランド価値評価実績のデータベースを活用し、業界別にベンチマーク分析を行う。そして、業界ベンチマークを基にして、独自の調査・分析により個別ブランドの「ブランドの貢献分」のスコアを算出する。

BRAND STRENGTH SCORE

「ブランド力分析」
ブランドによる利益の将来の確実性を評価する

ブランド力の分析は、市場でのロイヤリティ、消費者の継続購入や囲い込みといったクライアントのニーズを喚起する力(将来の収益を維持する力)を測り、ブランドによる利益を割り引いて現在価値に換算するものである。この評価は、ブランドのリスクを判断する体系的な手法であり、市場でのブランドのポジション、消費者の認知・好感度、イメージ、ブランドに対するサポートといった、ブランドに関わる様々な観点で評価している。評価されたスコア(ブランド力スコア)は、それに対応した割引率へと変換される。その割引率で将来のブランド利益を割り引くことで、ブランド価値が算定される。

BRAND VALUE

「ブランド価値」

ブランド価値は、ブランドの力によるその 製品やサービスへの需要喚起で生み出される付加価値を財務的な尺度で示したものである。ブランド価値は現在のブランドの財務的な価値であり、それは企業価値や事業価値、企業の他の有形・無形の資産価値といった数値と直接比較可能である。そのため、ブランド価値はブランド戦略やその他ブランドに関わる活動や投資の成果を評価する有効な業績評価指標となっている。