タイ航空
競争の厳しい航空業界では、ブランディングが他社との究極の差別化となります。タイ航空はエアラインの新しいポジショニングをするとともに、様々なお客様のニーズに応えることを試みていました。そこで飛行機のモデルが新しくなるこの機会に、タイ文化の特色を織り交ぜたカスタマーエクスペリエンス(顧客満足体験)の構築を実現させることにしました。
タイ航空のブランドとタッチポイント全体の調査を行い、タイ航空の新しいビジョンを掲示。それは、高い信頼、ワールドクラス・スタンダード、そしてタイという国の文化が持つ要素をエアライン全体に加えることでした。具体的には、広告やWeb、チケットオフィス、チェックインエリア、ラウンジ、機内のインテリア、さらには機内の画像や食器、食事、機内サービス、そしてクルーのユニフォームにいたるまで、フライトの前後すべてのカスタマーエクスペリエンスに現代のタイ文化が生かされるようデザインしました。
また、ベースとなるデザインは「ジャンピー(jumpee)」というシンボルからインスピレーションを受けています。これはタイの建築物に見られる傾斜した屋根と「ワイ(wai)」という両手を合わせたタイの伝統的な挨拶の形を合わせたものです。さらに、タイの地元アーティストと共同でシステム全体に使うためのグラフィックを制作しました。これはタイの感性を表現したものです。
さらに、タイ航空の従業員を対象にブランドエンゲージメントプログラムを行いました。ブランドが各従業員の役割にどのような影響を与えるのか、またすべてのタッチポイントでどのようなサービスが必要なのか。
タイ航空は今現在のタイを世界に紹介しています。これらはタッチポイントに影響をもたらし、競争の激しいマーケットにおいてお客様の満足度を最大限に高めました。現在も、タイ航空は国際的な市場で更なる成長を続けています。
新しいタイの大使が大空を飛んでいます。